団体について

私たちは、軽貨物ドライバーの安全を
「個人の努力」に任せるのではなく、
業界全体で支える仕組みをつくるために
活動しています。
設立の背景
軽貨物配送は、私たちの暮らしを支える大切な仕事です。
一方で、現場では事故やヒヤリとする場面が少なくありません。
個々の努力に頼るだけではなく、業界全体で「安全を学び、共有し、高めていく場」が必要ではないか。
その思いから、一般社団法人 軽貨物セーフティラボ(LDSL)は設立されました。
事故を減らすことはもちろん、安心して働ける環境を広げていくことも、私たちの大切な役割です。
理念
安全は、知識と共有から生まれる。
私たちは、安全を「感覚」や「経験」だけに頼るものではなく、
学び、共有し、積み重ねていくものだと考えています。
一人ひとりの気づきを業界全体の知識へ。
現場での経験を、次の安全へ。
LDSLは、軽貨物業界における安全文化を育てていきます。
活動目的
LDSLは、軽貨物配送業界における交通事故の防止・配送品質の向上・労働環境の改善を通じて、
業界全体の健全な発展に寄与することを目的としています。
そのために、以下の取り組みを行っています。
- 軽貨物配送の安全対策に関する調査・研究
- 事故防止に関する情報の収集と共有
- 安全運転に関する研修・講習会の開催
- 業界関係者の情報交換の場づくり
- 安全基準やガイドラインの策定と普及
これらの活動を通じて、「安全に本気で向き合う業界づくり」を目指します。
団体概要
| 団体名 | 一般社団法人 軽貨物セーフティラボ |
| 英語表記 | Light Delivery Safety Lab |
| 略 称 | LDSL |
| 目 的 | 軽貨物配送業界における安全性の向上および労働環境の改善を図り、 交通事故の防止、配送品質の向上及び業界全体の健全な発展に寄与することを目的とする |
代表メッセージ
安全は、守るものではなく育てるものだと思っています。
01|軽貨物業界、いま最も気になること
軽貨物配送の需要は、EC市場の拡大とともに急速に膨らんでいます。
それ自体は喜ばしいことです。
しかし私が業界を見渡したとき、どうしても一つの問いが頭を離れません。
「成長のスピードに、安全への意識が追いついているだろうか」
個人事業主として独立するドライバーが増える一方で、
組織的な安全教育の機会はまだ十分ではありません。
荷物の量は増え、配送のプレッシャーは高まり、
それでも「安全に関する正しい知識」を体系的に学べる場が業界にはほとんどない。
この構造的な空白こそが、私がいま最も危惧していることです。
02|事故について、私が感じていること
軽貨物ドライバーが関係する交通事故は、毎年あとを絶ちません。
報道されるたびに、私は同じことを考えます。
この事故は防げたはずだ、と。
事故は「不運」ではなく、ほとんどの場合「準備不足」の結果です。
知識があれば避けられた危険が、あまりにも多い。
ドライバーを責めるつもりはありません。
知らなかったこと、教えてもらえなかったことが問題なのです。
正しいリスク認知、疲労管理、危険予測。
こうした基礎的な安全知識を、業界に入る前に、そして業界で働き続けながら、
継続的に学べる仕組みがなかった。
それが悔しくてならない。
一件の事故は、ドライバー本人の人生を変えるだけでなく、
被害者とその家族の人生も、取引先との信頼も、業界全体のイメージも傷つけます。
だからこそ、事故を減らすことはすべての関係者への責任だと、私は本気で考えています。
03|この団体で実現したい未来
一般社団法人 軽貨物セーフティラボは、
軽貨物業界に「安全の文化」を根づかせるために設立されました。
資格取得や研修の義務化を待つのではなく、
自ら学ぼうとするドライバーや事業者が集い、互いに高め合える場をつくりたいのです。
私たちが目指す未来は、シンプルです。
「軽貨物ドライバーが、誇りを持って働ける業界をつくる。」
安全であることが、プロとしての当たり前になる世界をつくる。
そのために、私たちは調査・研究から情報発信、研修・講習会の開催、
安全基準・ガイドラインの策定まで、地道に、しかし着実に取り組んでいきます。
派手なことはできないかもしれません。
でも、一人のドライバーの意識が変われば、その人が守る命がある。
その積み重ねが、業界を変えると信じています。
ドライバーの皆さん、事業者の皆さん、そして業界の健全な発展を願うすべての方々へ。
ぜひ一緒に、この道を歩んでください。
一般社団法人 軽貨物セーフティラボ 代表理事 赤倉慎一
